✭美容看護師について✭〜仕事内容編〜
- 2020.07.04
- 更新日:2020.07.11
- 美容看護師
- お給料, インセンティブ, シフト, デメリット, ボーナス, メリット, 休日, 勤務時間, 基本給, 外科, 業務, 業務内容, 皮膚科, 繁忙期, 美容看護師, 臨床, 自由診療, 退職金


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美容看護師とは
美容看護師とは文字の通り、美容に対する看護を行う看護師です。
一般的な病院は病気を治療する場所であるのに対し、
美容クリニックはより美しくなるために悩みを解決する治療を行う場所です。
病院へご来院される方を「患者さん」と呼ぶのに対し、
美容クリニックへご来院される方を「お客様」を呼ぶという部分も異なります。
※ご来院される方の呼び方は美容クリニックによっても異なります。
美容看護師の勤務について
勤務時間
「9時〜21時」の間に開院しているクリニックがほとんどです。
休憩時間を含め、9時間程度クリニックにいることが多いです。
営業時間は美容クリニックによって異なり、9時から開院のクリニックもあれば、12時から開院のクリニックまで様々です。
営業時間が長い美容クリニックは「早出」「遅出」など、シフトによって勤務時間が異なることがあります。
基本的に予約制が多いので残業は病棟と比べ少ないですが、繁忙期や施術の状況によっては残業が発生することがあります。
休日
シフト制で週休2日のクリニックが多いです。カレンダー通りではありません。
休診日があるクリニックとないクリニックがあります。
希望休は月に何日まで、曜日で提出も可能などクリニックにより決まりがあります。
冬季休暇、GW休暇、夏季休暇は美容クリニックによって様々です。
年末年始、GW、お盆など世間が長期休暇の時期は繁忙期なので、営業しているクリニックがほとんどです。
年末年始はクリニック自体が長期で休診することもあります。
美容看護師の業務内容
主な業務内容は以下の通りです。
・機械の取り扱い、メンテナンス、照射
・注射(im、iv、Div)
・手術の準備、片付け、介助
・カウンセリング
・受付、会計、予約取り
・薬品や物品の管理、発注、環境整備、清掃
・マニュアル作り、新人指導
などなど、、、
※美容クリニックが外科か皮膚科か、受付・カウンセラーさんの有無、大手クリニックか個人クリニックかの違いでも異なります。
美容看護師のお給料
地域にもよりますが、基本給は25万円以上が多い印象です。
また、「インセンティブ」と言って、美容クリニック全体や個人の売り上げによって基本給にプラスで支払われることがあります。
ボーナスは業績によるので、必ず発生するものではありません。
年々上がっていくというわけではなく、美容クリニックの売り上げに大きく左右されます。
その他、役職手当・ランチ手当・住宅手当・交通費などはクリニックにより様々です。
退職金はないことがほとんどです。
美容看護師のメリット・デメリット
「メリット」としては以下のことがあります。
・美容が好きであればある程、知識・技術が習得できて楽しい
・美容医療について学べて一生使える
・綺麗になるお手伝いができる&自分も綺麗になれる
・夜勤がない
など、、、
「デメリット」として以下のことがあります。
・臨床看護師の知識や技術が身につかない&忘れる
・臨床に再就職する際ブランクがあると大変かも
・美容一本でいくと就職する場所が限られる
・年齢や場所による制限がある(一生美容看護師として勤務できるかは不明)
など、、、

美容と自由診療
美容クリニックのHPなどで「自由診療」という言葉を見たことはありませんか?
「自由診療」は医療保険制度が適用とならない診療のことです。
料金は全額自己負担です。美容クリニックにより料金や治療内容が異なります。
※保険診療を行っているクリニックでは保険適用で実施できる治療もあります。
美容医療は必ずしも受けなければ命を存続できない医療ではありません。
ただ、「このニキビがなければ・・・」
「このシワがなかったら、もう少し薄かったら・・・」
「体のこのラインが気になる・・・」
このような悩みを解決し、より美しくなることで
人生を明るく、楽しく、前向きに生きていくことができます(^^)
美容医療はそのような方々を救う、素晴らしい医療だと思います!
実際に私も美容医療にたくさん救われてきました!
生きるために必要なわけではない不要不急の美容医療
この部分が一般的な医療や看護師とは異なる部分です。
基本的に選んでご来院して頂かなくては美容クリニックは存続できません。
たくさんのクリニックの中から選んで頂くために、選んでご来院して下さるお客様に対して美容看護師としてできることもたくさんあります(^^)
まとめ
美容看護師についていかがだったでしょうか?
華やかなイメージの美容看護師ですが、勤務していると大変なことももちろんあります。
臨床経験としてカウントされないことからも、臨床で用いる技術や知識は身につきません。
勉強が決して楽なわけではありませんし、美容医療ならではの技術や対応力を習得することも簡単ではありません。
しかし、学校や臨床では学ぶことができない「美容医療」についてたくさん学ぶことができます。
より美しくなるためのお手伝いができること、悩みをもった方がその悩みから解放される瞬間はとても嬉しいですし、やりがいを感じます。
自分自身も美しくなることで自信にもつながります。

これから先もたくさんの美容看護師が増えること、美容看護師という職業を安心して選べる社会となるよう頑張っていきたいです(^^)
美容看護師について少しでも知って頂けたり、興味を持って頂けると嬉しいです(^^)
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to be continued…
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